「(生)林檎博’18 不惑の余裕」参戦の思い出

「(生)林檎博’18 不惑の余裕」参戦の思い出

そう、僕は何を隠そう、林檎班の會員である。
※林檎班とは椎名林檎の公式ファンクラブのこと

2018年は林檎さんデビュー20周年を迎え、さらに40歳という節目の年を迎えるメモリアルイヤーなのだ。ちなみに平成は30年。平成最後の年だし、20、30、40という数字が並んでなんとも美しい。

そんな記念すべき年に「(生)林檎博’18 不惑の余裕」というアリーナツアーが開催され、「何が何でも行くぞ!」という気持ちで僕も参戦してきたので、その思い出を興奮冷めやらぬうちに、ここに綴っておきたい。
(当記事にはネタバレも含まれるため、千秋楽である11月30日の福岡公演が終わるのを待ってから記事をアップロードしたよ!)

ツアータイトルの不惑という意味を知る

このツアータイトルは「不惑の余裕」であり、最初は「不惑・・? ん、それどういう意味??」状態であった。

とりあえずGoogleで調べると、不惑とは40歳を指す言葉のようで、“惑わないこと、心が乱れたり悩んだりしないこと”といった意味があるようだ。

その若々しい見た目で、いつもきれいな姿からは想像しがたいが、林檎さんも今年(2018年)で40歳を迎えられる。とは言っても、衰えることなく、年を重ねるごとに進化して、新たな魅力を見せてくれるところが椎名林檎のすごいところである。

ちなみに僕は以下の二公演に参戦した。

  • 2018年10月21日(日)  静岡エコパアリーナ(スタンド席)
  • 2018年11月24日(土)  さいたまスーパーアリーナ(アリーナ席)

まさに”圧巻”のステージだった

「不惑の余裕」公演、まさに圧巻のステージだった。ツアータイトルとは対照的に、こちらは余裕なんてもてずに興奮しっぱなしであった。林檎さんの生歌、凝った演出、素敵な音楽、数々のゲストに魅了されっぱなしの二時間であった。

それでは思い出を振り返っていきたい。

※ちなみにセットリストに関しては、10月21日の静岡エコパアリーナと11月24日のさいたまスーパーアリーナで、少々違った。セトリに関しては別サイトでも多数掲載されているので、そちらをご参照されよ

林檎さんの登場で感極まる

ライブの一曲目は「アダムとイヴの林檎」のトリビュートアルバムに収録されている、Mummy-Dバージョンの「本能」で始まった。

イントロが流れた時点で感極まっていたのだが、歌いだしに林檎さんは登場せず、Mummy-Dがその姿を見せて会場は盛り上がった。10月21日の静岡公演では音声のみの出演だったため、11月24日の埼玉公演では本人の登場にテンション上がった。

林檎さんはどこから出てくるのかと思ってMummy-Dのラップに身をゆだねていると、ガラスケースを突き破って林檎さんが登場した。

参戦した2公演、そのどちらも良席とは言えず、結構遠い場所からステージを見る形となったが、確かに視線の先に彼女はいた。毎日のように過去のライブ公演をDVDで視聴し、四六時中、椎名林檎や東京事変の音楽を聴いている僕にとって、目視で確認できる範囲に椎名林檎がいるという事実だけで、感極まるには十分な要素だ。

あれだけ夢見た椎名林檎が自分の目の前にいることに涙が出た(めっちゃ遠くて、動作をやっと確認できる程度だけどね)。次の流行、雨傘ぐらいまで一人極まっていた。

ありきたりな女で感動が押し寄せる

林檎さんが衣装をチェンジする際の化粧直しでは、若女将である娘さんのナレーションが入った。たとたどしい喋りがとても可愛かった。アーティストとして日本のミュージックシーンを牽引する林檎さんも、息子と娘を育てるひとりの母親だもんなと思っていると、カーネーションが始まる。

まだそこまではよかったけど、カーネーションが終わるとありきたりな女へ。感動が押し寄せてまた涙ですね。男の自分にとってはジェンダーな部分は理解できないはずなんだけど、母親としての思いを想像すると、ついつい涙腺が緩くなってしまった。

人生は夢だらけは圧巻の歌唱

前公演の真空地帯でもセットリストに含まれていたが、不惑の余裕でも人生は夢だらけを聞くことができた。曲自体もとても良いのだが、ライブでのパフォーマンスは圧巻だ。

一番最後の「私は自由、、、、、、この人生は夢だらけ~」のタメは、一瞬の静寂が訪れることで、この人生は夢だらけのフレーズでぐっときてしまう。ライブならではの感動だった。

長く短い祭で林檎さん踊ってるし

長く短い祭りでは、手旗をふりふり、優雅に歌唱されるのかと思いきや、なんか露出高めの大胆な衣装で踊ってるし! ステージから結構離れていたので、「踊ってるし!」ぐらいの感想しかないが、貴重なものを見てしまったと思う。

早く円盤化されないかな・・と切に願う。
※2019年1月27日に、早くも不惑の余裕公演がWOWOWで放送されるんだって!
※2019年5月1日に初回限定版のDVD・Blu-rayの発売が決まったって。やったね!

ちちんぷいぷいの掛け声はやっぱりいいね

実演ならではと言うか、合いの手のように掛け声をだせるのはライブに参加する楽しみの一つだ。

ちちんぷいぷいではおなじみの「RINGO!」の掛け声は、会場の一体感も生まれてとても楽しい気持ちになる。観客から共演者になれる瞬間だ。みんなでライブを盛り上げる感覚が心地よい。

ただ静岡公演ではスタンド席ということもあり、両隣の方は静観し、自分だけ掛け声を出してたな・・

獣ゆく細道と目抜き通りでは本人登場のサプライズ

冒頭でも記したが、僕は10月21日の静岡公演と、11月24日の埼玉公演に参戦しているわけだが、この二つの実演のチケットが取れて、本当に良かった。

静岡公演では目抜き通りでトータス松本が登場し、埼玉公演では獣ゆく細道で宮本浩次が登場したのだ。豪華すぎるゲストで、これでチケット代が9,999円なのだから、とてもお得感がある。

宮本さんに関しては先日のMステで見せた、荒々しいまでのタコ踊りがかなり話題になっていたが、ライブでのパフォーマンスはMステ以上だった! 会場のみんなも笑っていたと思う。

それでも激しく動きながらも、熱量のある声でしっかりと歌い上げる宮本さんの歌唱力は抜群だ。トータス松本はゲスト出演しすぎてTwitterでは「暇なのか?」とまで言われていたようだが、林檎さんの記念公演を祝うために、スケジュールをおさえてくれたのだろう。

いずれにしろ、トータス松本と宮本浩次、そんなビッグネームの二人の歌唱をこの耳で聴くことができて最高だ。

アンコールではまさかのレキシ登場

静岡公演のアンコールでは、はいはい⇒夢のあと、という流れだったのだが、11月24日の埼玉公演では、まさかのレキシが登場した。宮本さんも獣ゆく細道だけでなく、アンコールでエレファントカシマシの”昔の侍”を林檎さんとデュエットしてくれて、もうお腹いっぱいだー、と思っていたところに、さらにレキシが!

林檎さんと一緒にきらきら武士を歌唱し、会場内もとても盛り上がっていた。レキシのMCも面白かったしね。

MCトークでの「お客さんを選んできた・・」という発言にまた極まる

何回極まるんだよ! と思われるかもしれないが、MCトークでも極まりポイントが出てきた。11月24日の埼玉公演では結構うろ覚えだが、「私は今までお客さんを選んできたつもり・・ここにいる人は私が選んだファン」みたいな発言があって、その言葉に感動してしまった。

いつもライブでも言葉少なに去ってしまうが、この言葉を耳にして、本当に椎名林檎のファンで良かったと思った。これからも椎名林檎のファンでいようと固く誓った。

おわりに

「(生)林檎博’18 不惑の余裕」は圧巻の実演だったし、林檎さんはじめ、実に多くの関係者、無数のファンの方々と、かけがえのない”今”を共有できたことに喜びを覚える。

ライブが終わり数日が経過するが、未だに夢の中のように興奮冷めやらぬ状態だ。夢のあとにまで昇華できるのはいつになることやら・・

兎にも角にも、椎名林檎さん、40歳という誕生日とデビュー20周年、御目出度う御座います!

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